常陸野ネストビール |
ブルーパブ名: | [パブなし] | |
ビールの種類: | ペールエール ヴァイツェン スイートスタウト エキストラハイ (ベルギー風アンバーエール) アンバーエール ホワイトエール スタウト レッドエール |
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醸造開始: | 1996年10月 | |
URL: | http://www.kodawari.cc/ | |
製造元: | 木内酒造合資会社 | |
電話番号: | 029-298-0105 | |
住所: | 茨城県那珂市鴻巣1257 |
常陸野ネストビール(ひたちの ねすとびーる)を醸造する木内酒造は、 江戸時代 1823年(文政6年)創業の長い歴史を持つ老舗の造り酒屋で、清酒「菊盛」の蔵元です。
茨城県那珂町(現在は、那珂市)の鴻巣(こうのす)というところは、
久慈川(くじがわ)と那珂川に挟まれた美味しい水に恵まれたところで、酒造りは元より、ビール造りにも適した場所です。
そしてビール造りに際しては、米国マサチューセッツ工科大学で醸造工学を専攻した醸造士 マーク・H・ハモン氏を招聘し、
その指導のもと日本酒製造のプロたちが思考錯誤を重ねながら完成させたビールです。
そもそもビール造りに参入したきっかけは、清酒の製造は「寒造り」といい10月~4月の醸造が基本で、
通年雇用社員の夏場の閑散期を埋められる業務としてビール造りが適していたことでした。
常陸野ネストビールは、原材料にイギリスやベルギーから輸入される厳選した麦芽やホップを使用し、
長年日本酒造りに使われてきた歴史ある酒蔵の井戸水を仕込み水に使用して醸造されています。
トレードマークになっているふくろうは、
かつて木内酒造の庭の木に棲みついていたというふくろうをイメージしたもので、
ネーミングの「ネスト」は、鴻巣の「巣」を意味しています。
常陸野ネストビールの醸造については、2008年から額田醸造所での醸造が開始され、
木内酒造本社での醸造は、2011年までに終了しました。
その後、ビールの仕込み体験ができるBOP(Brewing On Premise)用の設備を置いた「手造りビール工房」のみ、
稼働することがあります。
ビアクルーズ管理人の一言:
残念ながら、木内酒造本社で醸造されていた常陸野ネストビールは、飲むことができませんでした。