![]() |
稲田堤麦酒醸造所 |
ブルーパブ名: | ![]() |
|
電話番号: | ||
住所: | 神奈川県川崎市多摩区菅北浦2-21-1 メゾンドユー1F | |
定休日: | 月曜休 | |
営業時間: | 17:00~22:30 | |
ビールの種類: | 稲麦エール (ペールエール) BREAK TIME KAPPA (セゾン) カッパの濁流れ (ヘイジー インディア ペールエール) |
|
営業開始: | 2023年2月4日 | |
アクセス: | JR南武線/稲田堤駅から徒歩7分 京王電鉄 相模原線/京王稲田堤駅から徒歩10分 |
|
製造元: | 稲田堤麦酒醸造所 | |
電話番号: | ||
住所: | 神奈川県川崎市多摩区菅北浦2丁目21番1号 メゾンドユー1階 |
稲田堤麦酒醸造所(いなだづつみばくしゅじょうぞうしょ)は、
神奈川県川崎市多摩区へ2023年に誕生したマイクロブルワリーです。
地元で整骨院を営む経営者が始めたビール造りで、
地域貢献への新たなアプローチとして立ち上げた稲田堤エリア初のブルワリーです。
稲田堤麦酒醸造所では、地元農家の旬のフルーツを使った様々な種類のビールを製造し、
併設のタップルームにて販売していました。
稲田堤麦酒醸造所は、事業を譲渡し、2024年7月1日よりBeerboyの運営に移管されました。
稲田堤麦酒醸造所を開業し運営に携わっているのは、地元で整骨院を営む石原 健司(いしはらけんじ)さんです。
何故、整骨院を営む石原さんが、クラフトビール事業に参入したのか?
その背景について、クラウドファンディングの紹介ページの内容を元にご紹介します。
石原さんは、もともとJR稲田堤駅前で「いしはら鍼灸整骨院」を10年以上営んでおり、
その整骨院のほかにもリハビリデイサービスを行なっていました。
そのリハビリデイサービスの一環として、2018年に別の場所を借りてカラオケデイサービスを開業します。
ところが、2020年に入ると新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、利用者同士の会話もままならない世の中となり、
やむなく2021年4月にカラオケデイサービスを閉めざるを得なくなりました。
しかし、カラオケデイサービスとして借りていた物件は、立地的にも利便性が高かったことから、
何か他のことに利用することで地域に貢献できないものかと考えていたところ、
もともとクラフトビールが大好きだったという石原さんが思い着いたのがブルワリーでした。
稲田堤の周辺には梨や苺を栽培している農家も多く、そうした果樹を使ってビール造りができるのではないか。
そうすれば、季節毎に収穫された果樹を使ったビールを地域住民に提供できるほか、
ECサイトを通じて販売することで全国に地元の果樹を知ってもらう機会ができ、地域活性化につながると考えました。
そして、稲田堤駅周辺にはブルワリーやブルーパブがなく、空白地帯であったことも好条件の1つでした。
こうして石原さんは、ブルワリー設立に向けて、準備を開始することにしました。
まずビール造りを学ぶため、Vector Beerでお馴染みライナ株式会社で3ヶ月ほど醸造研修を受けてきました。
そして、2022年9月29日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得。
また、資金調達に向けて同年10月7日~11月27日に掛けてクラウドファンディングを実施。
同年12月8日には初仕込みに臨み、1stバッチとなる「ペールエール」が完成すると、
2023年2月4日に、タップルームのオープンと共に、自家醸造ビールの販売を開始しました。
カッパが描かれているロゴマークのデザインですが、多摩川には昔から河童がいたという伝説が残されていたことから、
河童の川流れをイメージした図柄を採用し、川に流されながらも決してビールを手放さない様子が描かれています。
ところがその後、稲田堤麦酒醸造所は、株式会社Beerboy(ビールボーイ)への売却が決り、
2024年7月1日を以ってBeerboyに経営が移管されました。
稲田堤麦酒醸造所のこれまでの経緯は、以下の通りです。 | |
2022年9月29日 | 酒類等製造免許(発泡酒)を取得 |
2022年12月8日 | 初仕込み |
2023年2月4日 | タップルーム「稲田堤麦酒醸造所」をオープン 自家醸造ビールを販売開始 |
2024年6月30日 | 稲田堤麦酒醸造所の経営から撤退 |
ビアクルーズ管理人の一言:
残念ながら、稲田堤麦酒醸造所のビールは、飲むことができませんでした。