COEDO  (旧名: 小江戸蔵の街)


ブルーパブ名:  [パブなし]
ビールの種類: 伽羅 -Kyara- (インディア ペールラガー)
瑠璃 -Ruri- (ピルスナー)
白 -Shiro- (ヴァイツェン)
漆黒 -Shikkoku- (ブラックラガー)
紅赤 -Beniaka- (インペリアル スイートポテト アンバー)
毬花 -Marihana- (セッション インディア ペールエール)
醸造開始: 1997年7月
URL: http://www.coedobrewery.com/

製造元: 株式会社協同商事 コエドブルワリー (三芳工場)
電話番号: 049-259-7735
住所: 埼玉県入間郡三芳町上富385-10

COEDO(コエド)は、埼玉県川越市に本社を置く協同商事が製造・販売するビールです。
協同商事がビール造りを始めた1996年当初は、川越市内にあった「小江戸ブルワリー」で製造を開始し、 併設の協同商事直営のブルワリーレストラン「小江戸ブルワリー川越」で、 「小江戸蔵の街」というブランド名で販売していました。 その後、醸造施設の規模拡大に向けて、 1997年7月にここで紹介する三芳工場(みよしこうじょう、後の「コエドブルワリー」)が完成しました。 2006年10月には、ブランド名を「小江戸蔵の街」から「COEDO」へと変更し、 ラインナップも一新して、三芳工場で製造を続けました。


COEDOの定番商品には、日本古来の色彩呼称を名付けた、 伽羅(きゃら)、瑠璃(るり)、白(しろ)、漆黒(しっこく)、紅赤(べにあか)の5種類があります。 その他にも期間限定で様々な特長を持った面白いビールの数々が販売されてきました。 定番商品の「紅赤」は、 原材料に川越産の有機栽培によるさつま芋を使ったアルコール度数の高い(7%)オリジナルスタイルのビールで、 協同商事初期の「小江戸蔵の街」ブランド時代の「サツマイモラガー」を彷彿とさせる、 長い時間を経て脈々と息づいてきた商品の1つです。

伽羅 瑠璃 漆黒 紅赤


瑠璃



毬花


以前協同商事は、横浜の横浜ワールドポーターズに「ブラウステューベル横浜」という直営店を展開しており、
ブラウ横浜」というブランドのビールも提供していました。
埼玉県神川町の埼玉県立 神川温泉保養センター内には、神川工場を設けブルーパブ「ブラウハウス神川」で、
ペアー・エール」という銘柄で提供していました。
その他、「小江戸蔵の街」(埼玉)、
「つるがしま雷電池地ビール」(埼玉)という銘柄でも販売していました。

また、協同商事は受託醸造も数多く行っていました。主なOEM供給先としては、
やきトンび~る」(ひびき/埼玉)、
龍神ビール」(鶴ヶ島市商工会スクラム21/埼玉)、
熊谷宿ビール」(近江屋酒店/埼玉)、
「鐘撞き堂」(田中屋/埼玉)、
「慈姑楽我」(くわいらがあ)(越谷市くわい研究会/埼玉)、
秩父のビール」(麻屋商店/埼玉)、
東洋大地ビール」(東洋大学生活協同組合/埼玉)、
地ビール早稲田」(早稲田大学周辺商店連合会、早稲田ウェーブ/東京)、
日野市のブルーベリーエール」(八南酒販組合日野支部/東京)、
横浜赤レンガビール」(キャメル珈琲/神奈川)、
平左衛門 さつま芋ラガー」(石見銀山農業協同組合/島根)
などがありました。残念ながら、2016年8月を以って受託醸造はすべて終了しました。




コエドブルワリー(三芳工場)











裏手から観たコエドブルワリー


ドイツから導入した醸造設備
出典: http://www.coedobrewery.com/jp/brewery/


2015年5月には、直営ブルーパブレストラン「小江戸ブルワリー川越」のあった建物をリニューアルし、 ブルワリー「COEDO Craft Beer 1000 Labo」と飲茶レストラン「香麦-xiangmai-」が、オープンしました。

そして、協同商事の生産拠点は、更なる拡大に向けて移転が決まりました。 そうして、コエドブルワリー(三芳工場)は、2016年8月31日を以って稼動を終了し、 2016年9月1日に同じ埼玉県内の東松山市へ開設した「COEDOクラフトビール醸造所」へ移転しました。


ビアクルーズ管理人の一言:
2010年10月、COEDOは、東京都内の酒販店で購入して、自宅で飲みました。



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