ふたこビール


ブルーパブ名: ふたこビール瀬田醸造所&Unagiya Taproom
電話番号: 03-6432-7025
住所: 東京都世田谷区瀬田5-2-1
定休日: 月火休
営業時間: 平 日: 16:00~20:30
土日祝: 12:00~20:30
ビールの種類: First Batch Red (アメリカン レッドエール)
Seta Gold (ゴールデンエール)
Triple Hop IPA (アメリカン インディア ペールエール)
Dark Side Black IPA (ブラック インディア ペールエール)
Easy Street Wheat (アメリカン ウィートエール)
Hoppy Wheat! (ウィートエール)
Yuzu PALE ALE (ペールエール)
257黒糖スタウト (インペリアル スタウト)
醸造開始: 2021年10月30日
アクセス: 東京急行電鉄 田園都市線/用賀駅から徒歩10分
URL: https://futakobeer.com/
instagram: ふたこビール瀬田醸造所
Online Shop: https://futakobeer.stores.jp/

製造元: 株式会社ふたこ麦麦公社
電話番号: 03-6432-7025
住所: 東京都世田谷区瀬田5丁目2番1号 杉田ビル1階101・102号室及び2階202号室
Facebook: ふたこビール

ふたこビールは、 東京・二子玉川から広く発信して行かれる『二子玉川名物』を何かつくれないかという発想から、 2015年に誕生したローカルクラフトビールです。 二子玉川駅近くへ2018年に「ふたこビール醸造所」をオープン。 それまで委託醸造だった「ふたこビール」は、2020年より自家醸造も開始。 そして、醸造規模拡大のため2つ目の醸造所を設けることとなり、 2021年に「ふたこビール瀬田醸造所」をオープンしました。 場所は環八沿いの一軒家で、店の正面側は絶えず車が行き交う幹線道路ですが、 裏側は閑静な住宅街が広がり、利便性と快適性を併せ持つ立地にあります。 外観は一見してブルーパブがそこにあるとは気付きにくいような和風の建物で、 元は鰻屋だったという店舗をリノベーションして醸造所に生まれ変わりました。 併設のタップルーム「Unagiya Taproom」(うなぎやタップルーム)は、 1階がスタンディングバーで、2階にはテーブル席やカウンター席があります。 1階では、目の前に醸造タンクを間近に眺めながら、出来立てのビールを気軽に楽しむことができます。


ふたこビール瀬田醸造所&Unagiya Taproom





Unagiya Taproom 1階のスタンディングバー
ガラス越しに醸造設備を眺められます





キッチンには8本のタップ
※出典: ふたこビール瀬田醸造所のinstagramより


Unagiya Taproomの2階フロア





2階フロア内に置かれたBOP向け醸造設備

ふたこビール瀬田醸造所では、原材料にアメリカ産、イギリス産の麦芽とアメリカ産のホップを使用し、 地元 世田谷区の水を仕込み水として使用して醸造しています。

Yuzu PALE ALE

Unagiya Taproomのフードメニューは、 ポテトサラダ、ミックスナッツ、カシューナッツとクルミ、ピスタチオ、 鯖のオイル漬けなどのおつまみが揃っており、出来立てのふたこビールと合わせて楽しめます。
寒い時期には、自家製おでん盛り合わせといった季節メニューも登場。


自家製おでん盛り合わせ
※出典: ふたこビール瀬田醸造所のinstagramより


ふたこビールを企画、製造、販売する株式会社ふたこ麦麦公社(ふたこむぎむぎこうしゃ)は、 二子玉川から発信できる『名物』になるビールの販売を目的に、2015年の「ふたこの日」とされる2月5日に設立。 ビールの製造については、当初より茨城県那珂市の「常陸野ネストビール」でご存知「木内酒造」への委託醸造でした。 2018年11月30日に「ふたこビール醸造所」をオープンすると自家醸造の準備を進め、 2020年10月20日に自家醸造ビールの販売も開始しました。

その後、ふたこビール醸造所の店舗内の醸造施設が手狭だったことから、 ビール増産のため第2醸造所を設ける構想が立ち上がりました。 そうして物件を探し始めたのですが、なかなか良い物件が見つからず、 2016年頃より倉庫として借りていた場所をリノベーションすることにしました。 そこは以前、鰻店だった一軒家の店舗で2011年頃に閉店した後、しばらくは空き家だったようです。

2021年3月初より店舗の改装工事が始まり、 2階のタップルームはスタッフらのDIYによる手造りでフロアを完成させていきました。 そして同年5月23日には、中国製の醸造タンクを搬入。 タンクは、醸造所の天井が低いことから、中国の設備メーカーへオーダーメイドで発注していました。 また、缶ビールの販売も計画しており、醸造所内には缶ビールの充填機を備えているほか、 缶ビールの自販機も購入しています。 いずれUnagiya Taproomの店頭に自販機が設置されて、缶ビールを購入できる日もそう遠くはないかもしれません。

2021年7月9日に、酒類等製造免許(発泡酒)を取得。 同年9月17日から試験醸造を開始し、同年9月24日には初仕込みに臨みました。 1stバッチの「First Batch Red」が完成すると、 同年10月30日に、多摩川河川敷を使ったまちづくりプロジェクト「Mizube Fun Base」(ミズベファンベース) の会場となった兵庫島公園に於いて、ふたこビールのキッチンカー「みどりちゃん号」の出店で、 「First Batch Red」のお披露目となりました。

その後、同年11月10日には、併設のタップルーム「Unagiya Taproom」をプレオープン。 店名の由来は、元々鰻店だったことや、うなぎの寝床のように細狭いフロアだったことから命名しました。
また、2階にはDoP(※)向けの小型な醸造設備も設置されており、 来店客にオリジナルビールをつくりに来てもらうための設備として活用して行きたいと考え、 2022年のサービス開始を目指しているとのことでした。※Brewing On Premiseの略。

ふたこビール瀬田醸造所の醸造長 Chris Macomber(クリス メイカンバー、 通称:マック)さんは、 米国イリノイ州のSpringfield(スプリングフィールド)の出身で、 以前は西海岸オレゴン州のSalem(セイラム)のブルワリーで醸造に携わっていた醸造家です。 クリスさんが来日したのは、2000年頃のこと。 その後、2013年に神奈川県川崎市にあるブリマー・ブルーイングへ入社、約9年間ほど醸造に携わり2021年2月末に退職。 そうして同年3月1日付けで、ふたこ麦麦公社へ入社しました。


仕込み設備  【1パッチ(1ロットの生産量)が500リットル】
向かって右側奥から糖化槽(マッシュタン)兼煮沸槽(ケトル)
中央がろ過槽(ロイター)、 左手前がワールプール


500リットルの発酵&貯酒タンクが4基【中国製】





缶の充填機


ケグの洗浄機


ビアクルーズ管理人の一言:
2022年1月、東京都世田谷区にある「ふたこビール瀬田醸造所&Unagiya Taproom」を訪れて、「Yuzu PALE ALE」を飲みました。



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