御殿場高原ビール


ブルーパブ名:  [パブなし]
ビールの種類: ピルス (ピルスナー)
ヴァイツェン (ヴァイツェン)
デュンケル (デュンケル)
タモリカップビール
その他、限定醸造ビール
醸造開始: 1997年6月
URL: http://www.yonekyu.co.jp/

製造元: 米久株式会社  森のビール工場
電話番号: 0550-89-7611
住所: 静岡県御殿場市保土沢1015-1

御殿場高原ビールを製造するビール工場としては3ヶ所目(※1)となるのが、 静岡県御殿場市で1997年に操業を開始した米久(よねきゅう)の「森のビール工場」になります。 ここでは、御殿場高原ビールをはじめ、地域限定販売のオリジナルビールや、OEMの委託醸造製品などを生産していました。
※1: 時之栖の御殿場高原ビールや、静岡ブルワリーに次いで3ヶ所目になります。


森のビール工場










森のビール工場で製造する御殿場高原ビールも、 時之栖の醸造所と同様に、富士山からの伏流水を仕込み水として使用して醸造しています。


ピルス、ヴァイツェン、デュンケル

   
黄金富士(季節限定)、 富士燦燦

米久では、御殿場高原ビールに他にも「タモリカップビール」という銘柄のビールを販売していました。 これは、タモリさんが名誉会長を務めるヨットレース大会「タモリカップ」のために造られたビールです。 タモリカップとは、「海を愛するタモリの日本一楽しいヨットレース」のことで、 このヨットレースの終了後の恒例バーベキューパーティーで参加者に飲んでもらうために、 タモリカップ実行委員会と米久が共同開発したビールです。 ドイツ産ペルレとチェコ産チェコダーツの2種類のホップを使用し、 富士山の伏流水を使って仕込んだ無ろ過で酵母が生きるビールです。


タモリカップビール

また、米久は受託醸造も数多く行っています。主なOEM供給先としては、
TOSHI'S IPA」(アウグスビール/東京)
FAR YEAST」(日本クラフトビール/東京)
ヒステリックIPA プロトタイプ」、「クラフトハートレッド プロトタイプ」(ワイマーケット/愛知)
などがあります。


森のビール工場を運営する米久株式会社は、1965年12月に創業した静岡県沼津市に本社を置く大手総合食品メーカーで、 御殿場高原ビール株式会社や株式会社時之栖の関連会社(親会社)でした。そして、ここで紹介する「森のビール工場」は、 時之栖の御殿場高原ビール(静岡県御殿場市)や、 御殿場高原ビール 静岡ブルワリー(静岡県静岡市)に次いで、 『御殿場高原ビール』を製造する3ヶ所目のビール工場として設立されました。

森のビール工場の運営元である米久は、 元々食肉加工と卸を生業として創業者である庄司 清和氏によって1965年12月に創業されました。 1969年2月には法人化し、食肉や食肉加工品の卸業を業容とする「米久畜産販売サービス株式会社」を設立。 そして、1977年3月には自社工場を構え、ソーセージ製品の生産を開始しました。 1978年7月には、社名を「米久畜産販売サービス株式会社」から「米久株式会社」に変更し、 その後はハムやソーセージなどの食肉加工製品の製造・販売で急成長を遂げて行きました。 さらには冷凍食品や惣菜の製造・販売を手掛けるなど多角化を図る中で、 御殿場市内の「富士牧場公園」を買収し、運営会社として「株式会社時之栖」を1994年3月4日に設立。 また、1994年の酒税法改正による規制緩和を見据え、 『御殿場高原ビール』の生産開始に向けて地元の有志企業の出資を仰ぎ、 1994年9月9日に「御殿場高原ビール株式会社」を設立しました。

そうして御殿場高原ビール株式会社では、 時之栖へビアレストラン「富士山のめぐみ 御殿場高原ビール」を1995年6月22日にオープンし、 時之栖で製造する『御殿場高原ビール』の販売を開始しました。 また、翌年1996年11月2日には、静岡県静岡市内のメディアシティ静岡へ、 同経営の2号店となる「御殿場高原ビール 静岡ブルワリー」をオープンし、 静岡ブルワリーで製造する『御殿場高原ビール』の販売を開始。 さらに翌年には、米久株式会社自身が御殿場市内へ「森のビール工場」を設立し、 1997年6月から森のビール工場で製造する『御殿場高原ビール』の販売を開始しました。

当時、庄司 清和氏をはじめとする創業家の庄司一族は、 事業の拡大を推進していたことから持ち株の大半を麒麟麦酒株式会社に売却し、 米久をキリングループの傘下企業としました。(1999年頃のこと) ところが、2007年には麒麟麦酒の取得している株式を三菱商事株式会社へ譲渡されることとなりました。 また当時、米久の主力事業である肉食事業は、 国内食肉市場の縮小や原材料価格の変動、それに中食市場の拡大への対応など様々な変化が訪れており、 食肉の調達力強化、生産・物流・営業の構造改革によるコスト削減などに対応していくため、 当時業界2位だった伊藤ハム株式会社との経営統合の話が持ち上がっており、 2009年1月には三菱商事と伊藤ハムとの3社間において包括業務提携契約が締結されました。 また、2013年2月には、三菱商事による株式公開買付が成立し、米久は三菱商事の子会社となりました。

そうした中、米久は本業である肉食事業以外の事業整理を検討していたことから、 ビール製造・販売部門(森のビール工場)を会社分割することにしました。 そして、化粧品・健康食品の製造・販売を手掛ける株式会社ディーエイチシーへの譲渡が決まり、 2015年6月1日に株式会社ディーエイチシーの完全子会社となる「株式会社DHCビール」を設立し、 米久のクラフトビール事業を新会社へ移管することとなりました。

一方で、同年9月15日には米久と伊藤ハムにより共同持株会社を設立し経営統合することで基本合意したことを発表。 そして同年10月1日には、米久が御殿場高原ビール株式会社の株式を株式会社時之栖へ売却し、 御殿場高原ビール株式会社との関係を終了。 その後、2016年4月1日には、共同持株会社「伊藤ハム米久ホールディングス株式会社」が発足し、 米久は伊藤ハムと経営統合されますが、「米久株式会社」自体は存続することとなりました。

ビアクルーズ管理人の一言:
2010年7月、静岡県御殿場市にある米久株式会社の森のビール工場を訪れました。 御殿場市内のスーパーマーケットで御殿場高原ビールを購入して、自宅で飲みました。



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