吉備土手下麦酒


ブルーパブ名: 吉備土手下麦酒醸造所 普段呑み場
電話番号: 086-235-5712
住所: 岡山県岡山市北区北方4-2-18
定休日: 火木休
営業時間: 12:00~22:00
ビールの種類:
御崎[おんざき] (イングリッシュ ペールエール)
天計[あまばかり] (ストロングエール)
香りの麦 (ゴールデンエール)
小麦の麦酒 (ヴァイツェン)
瀬戸の憂鬱
生姜の麦酒 (ジンジャーエール)
カモミールの風 (カモミールビール)
ちゃいろのエール (ブラウンエール)
縁[えにし] (ビター)
吉備の烏[きびのからす] (スタウト)
北方村[きたがたむら] (バーレーワイン)
蜜月の麦酒 (ハニーエール)
魔女の物語 (フルーツエール)
真紅な恋心
白桃と麦
山手のすももの麦酒
あきひめ苺の麦酒
豊水 梨と麦
柚子の麦酒
日生檸檬の麦酒
珈琲スタウト
日生牡蠣黒
復興のたより
メロンの麦酒
あなたの恋心 ~真紅な恋心 (スパイスエール)
あなたの恋心 ~真黒な下心 (スタウト)
御野[みの] (イングリッシュ ペールエール)
普段呑み場オリジナル
醸造開始: 2006年6月
アクセス: JR津山線/法界院駅から徒歩10分
JR山陽本線、宇野線、津山線、吉備線/岡山駅東口から岡電バスで15分、「榊原病院前」バス停から徒歩5分
URL: https://kibidote.com/
Facebook: 吉備土手下麦酒醸造所
instagram: 吉備土手下麦酒醸造所
Online Shop: https://kibidote.com/free/online

第一製造元: 株式会社吉備土手下麦酒 吉備土手下麦酒醸造所  (旧 株式会社ゼンワークス)
電話番号: 086-235-5712
住所: 岡山県岡山市北区北方4丁目2番18号

第二製造元: 株式会社吉備土手下麦酒 龍王宮工場  (旧 株式会社ゼンワークス)
電話番号:
住所: 岡山県岡山市中区藤崎641番地1

吉備土手下麦酒(きびどてしたばくしゅ)は、 「吉備国」(きびのくに)とかつて呼ばれていた"岡山"へ2006年に誕生したビールです。 吉備土手下麦酒を醸造する吉備土手下麦酒醸造所は、 岡山県岡山市の北部、市内を南北に流れる清流 旭川沿いの土手の下に佇む木造の建物で、 飲食スペース「普段呑み場」(ふだんのみば)を併設しています。 土手の下に建っていることからその名がつけられた吉備土手下麦酒の店内は、 1階がビール工房になっており、2階の「普段呑み場」はテーブル席とカウンター席に分かれています。 普段呑み場の大きな特長は、ビール(税法上は発泡酒)を低価格で提供しているところで、 そこがオーナーのこだわりでもあります。


吉備土手下麦酒醸造所&普段呑み場


右手に吉備土手下麦酒醸造所&普段呑み場の入口があります


夕刻はこんな感じ


2011年に訪れた当時の普段呑み場


普段呑み場の店内


3方向が窓に囲まれたテーブル席


土手を眺めながら呑むカウンター席


店内中央のカウンター席


カウンターには6本のタップ


対面のカウンターにも、2本のタップ


本日のビールリスト


1階のビール工房


御崎

香りの麦

小麦の麦酒

生姜の麦酒


日生牡蠣黒

復興のたより

メロンの麦酒<


瓶入りのカモミールの風、瀬戸の憂鬱、生姜の麦酒

吉備土手下麦酒醸造所では、記念品や贈答品として喜ばれるオリジナルラベルでの販売も行っています。
また、吉備土手下麦酒醸造所は、受託醸造も行っています。OEM供給先としては、
「岡麦伝説」(岡山駅前商店街 振興組合青年部/岡山)[販売終了]があります。



普段呑み場のフードメニューは、 枝豆やチーズ、冷やっこといったおつまみメニューから、各種サラダ、 ポテトフライ、若鶏の唐揚げ、だしまき玉子、海老とマッシュルームのアヒージョなどの一品料理、
お茶漬け、親子丼のようなお食事メニューまで、取り揃えています。


チーズの黒胡椒まぶし


生ハムとトマトのサラダ


パスタチップス

吉備土手下麦酒醸造所を運営する株式会社ゼンワークスは、運送業、飲食業、発泡酒製造業を手掛ける会社です。 株式会社ゼンワークスの代表取締役(現在は会長) 永原 敬(ながはらさとし)さんは、 前職で精神科病院の職員として勤務していたことがあり、その後独立し運送業を始めて、 飲食店経営、発泡酒製造と業容を広げてきた醸造家です。 2000年代中頃は、クラフトビールが現在ほど一般化しておらず、「大手ビールメーカーのビールより高い」とか「お土産品」、 「日常的には飲めない」と言ったことから敬遠される風潮がありました。そんな状況の中、永原さんは、 街角の豆腐屋のように日常生活の一部となるような敷居の低い、ご近所に愛される地ビール店をつくりたいと考えて、 吉備土手下麦酒醸造所を立ち上げました。 小規模醸造者の場合、大手ビールメーカーのような低価格での提供が難しく、 手頃な価格で呑んで欲しいという気持ちから、ビール免許ではなく発泡酒免許を選択してビール造りを始めました。 そうしたこだわりから樽生ジョッキをかなり低価格で提供しています。

吉備土手下麦酒醸造所には、第2工場となる「龍王宮工場」も稼働しており、 1キロリットルの釜4基で醸造しています。 龍王宮工場は、お仲間が独立してビール工房を立ち上げる予定だったのが、さる事情により断念せざるを得ず、 開業に向けて準備した醸造設備を吉備土手下麦酒醸造所が借り受けて醸造している工房です。

周囲から「麦酒 翁」と呼ばれる永原さんは、 新たにブルワリーの開業を目指す新進ブルワーたちの育成にも力を入れています。 全国から人伝に聞いてやって来るブルワーの卵たちが、ここで研修を受けて巣立っていきます。 ※「麦酒 翁」というのは、吉備土手下麦酒醸造所流に表現したブラウマイスターの意のようです。
吉備土手下麦酒醸造所が輩出したお仲間は、以下の通りです。

☆☆☆  吉備土手下麦酒醸造所のお仲間の醸造所  ☆☆☆
 ■高円寺麦酒工房  (第一号: 東京、2010年12月25日開業)
 ■一乗寺ブリュワリー  (第二号: 京都、2011年6月開業)
 ■真備竹林麦酒醸造所  (第三号: 倉敷、2011年7月15日開業)
 ■ジグザグブルワリー  (第四号: 丹波篠山、2012年8月12日開業)
 ■Awa新町川ブリュワリー  (第五号: 徳島、2013年8月19日開業)
 ■コザ麦酒工房  (第六号: 沖縄、2014年7月8日開業)
 ■IN THA DOOR BREWING  (第七号: 神戸、2015年8月25日発売)
 ■横濱金沢ブルワリー  (第八号: 横浜、2016年8月3日発売)
 ■明石麦酒工房 時  (第九号: 明石、2017年2月10日発売)
 ■なら麦酒ならまち醸造所  (第十号: 奈良、2017年3月30日開業)
 ■まめまめびーる  (第十一号: 小豆島、2017年4月23日発売)
 ■ブルーウッドブリュワリー  (第十二号: 有田川、2017年7月22日発売)
 ■上州富岡ブリュワリー  (      富岡、2021年5月15日発売)
また、そうしたお仲間たちが集まり、情報共有の場として「日本小規模醸造協議会」を組織しています。
日本小規模醸造協議会のFacebookはこちらから。

永原さんからは、これまでにここで修行をした数々のブルワーたちのエピソードや、 これからビール工房を立ち上げようとしている全国の新進ブルワーたちのお話を、いろいろ伺うことができました。


永原 敬さん


吉備土手下麦酒醸造所のこれまでのあゆみは、以下の通りです。
1989年株式会社ゼンワークスを設立
2006年酒類等製造免許(発泡酒)を取得
2006年6月吉備土手下麦酒を販売開始
2022年6月株式会社吉備土手下麦酒を設立
2022年10月1日吉備土手下麦酒醸造所にて、酒類等製造免許(ビール、発泡酒)法人成り等を取得
龍王宮工場にて、酒類等製造免許(ビール、発泡酒)法人成り等を取得



ビアクルーズ管理人の一言:
2011年8月、岡山県岡山市にある「吉備土手下麦酒醸造所」を訪れて、 ボトル入りの吉備土手下麦酒を購入して、宿泊先で飲みました。
2016年3月、「吉備土手下麦酒醸造所」の「普段呑み場」を訪れて、吉備土手下麦酒を飲みながら、 代表の永原 敬さんからお話を伺いました。



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