高円寺麦酒工房


ブルーパブ名: 高円寺麦酒工房
電話番号: 03-5373-5301
住所: 東京都杉並区高円寺北2-24-8
定休日: 月火曜休
営業時間: 水木金: 17:00~22:30
土日祝: 15:00~20:30
ビールの種類: アメリカン ペールエール
レッドエール
ジャーマン ピルスナー
シュバルツ
アメリカン ラガー
ペールエール
ライトブラウン
ホワイト
シルクホワイト
ブロンド
クリーム
IPA
営業開始: 2010年12月25日
アクセス: JR中央線/高円寺駅北口から徒歩4分
URL: http://beerkobo.web.fc2.com/

製造元: 株式会社SAKE-YA JAPAN  (旧 株式会社麦酒企画)
電話番号: 03-5373-5301
住所: 東京都杉並区高円寺北2-24-8

高円寺麦酒工房(こうえんじびーるこうぼう)は、 「街のビール屋さん」を目指す麦酒企画(びーるきかく)の発祥の地となるブルーパブです。
JR高円寺駅北口を出て、静かな住宅街の中を北向きに進んで行くと、 閑静な住宅に囲まれた場所に高円寺麦酒工房が現れます。 外観は普通の民家と変わらず、隣の家との間のクルマ2台分くらいの空間に木製のデッキが設けられ、 そこが高円寺麦酒工房のエントランスになっています。 元々フォトスタジオだった建物を、オーナーの能村さんご夫婦が改装して、素敵なブルーパブとして甦らせました。


高円寺麦酒工房





エントランスの奥には、醸造所があります

醸造所には、150リットルの仕込み用のタンク3基があり、年間10キロリットル以上の生産能力があります。
高円寺麦酒工房の店内は、木製の壁やカウンター、テーブル、イスなどが暖かみを感じさせてくれます。 店の奥の席は一段高くなっていて、店内を見晴らす感じになっています。


高円寺麦酒工房の店内








カウンターの奥には8本のタップが並びます(開店当時)


ビールを注いでいるのは、オーナーでありブルワーの能村さんです


現在では、タップは12本に拡張されました

高円寺麦酒工房のビールは、税制では発泡酒に分類されます。無ろ過なので酵母が生きています。
最初に飲んだアメリカン ペールエールは、大手ビールメーカーのビールのように、癖がなく飲み易いビールでした。

アメリカン ペールエール

レッドエール

ペールエール

ライトブラウン

ホワイト

ブロンド


高円寺麦酒工房のフードメニューは、チーズやソーセージ、ナッツ類などのおつまみメニューから、揚げ物、 厚切りベーコン炙り焼き、自家製ビールのどて煮、季節のサラダ、デザートなどが用意されています。


半熟たまごのシーザーサラダ


キノコマリネとスモークサーモンサラダ


たこの唐揚げ


チーズとくるみの盛合せ



開店当時に使われていたお会計のお札です

麦酒企画の代表取締役であり高円寺麦酒工房を立ち上げられた能村 夏丘(のうむらかきゅう)さんがビール造りを始めた経緯は、 2009年に前職の広告代理店を退職し、自分探しの旅へ出るところから始まります。 ビール造りを始めるきっかけとなったのは、 同年10月に訪れた栃木県宇都宮市にある「栃木マイクロブルワリー」の横須賀さんとの出逢いでした。 ここで能村さんは、ビール造りが個人規模でも出来ることを知ります。 そして、元々モノ造りとビールが好きだった能村さんは、ビール造りを生業としていくことを決心します。 それからも、いくつかのブルワリーを巡り歩き、ビール造りの学びの場となる岡山の 「吉備土手下麦酒醸造所」にたどり着きます。 その後、6ヶ月間ほど、月1回のペースで東京から岡山へ通い、醸造技術、店舗造りや経営の知識を学びます。 そして、2010年2月22日に株式会社麦酒企画を設立。 能村さんは開業に向けて、東京都杉並区の高円寺駅近くの元々フォトスタジオだった建物をご夫婦で改装し、 醸造設備を整え、初仕込み、開店準備を進めて行きました。 こうして、2010年12月25日に高円寺麦酒工房の開店に漕ぎ着けました。

能村さんが高円寺麦酒工房の立ち上げに当たり、指導を仰いだ『師匠』と呼ぶのが吉備土手下麦酒醸造所の永原社長です。 永原さんは、その後もお弟子さんを何人も輩出していくのですが、高円寺麦酒工房の能村さんが最初だったことから、 「吉備土手下麦酒醸造所のお仲間醸造所」の第一号醸造所となりました。

 
麦酒企画が展開するビール工房は、高円寺麦酒工房の他に以下の各店舗があります。

■ 阿佐ヶ谷20taps[閉店](阿佐谷、2012年7月14日開店、
当初は「阿佐谷麦酒道場」として開業、
その後「阿佐谷ビール工房」を経て、2023年1月15日閉店)
荻窪ビール工房(荻窪、2013年9月1日開店)
中野ビール工房(中野、2014年5月25日開店)
西荻ビール工房[閉店](西荻、2015年3月19日開店、2018年3月31日閉店)
高田馬場ビール工房[閉店](高田馬場、2016年2月18日開店、2021年春より休業、後に閉店)
ビール工房所沢[閉店](所沢、2016年11月23日開店)
ビール工房新宿(新宿、2017年11月6日開店)
麦酒工房ゼロラボ(中野、2019年5月26日製品発売)
浅草ビール工房(浅草、2019年7月1日「CAMPION ALE」から店名変更)
SAKE-YA 西荻(西荻、2020年11月2日開店)
■ 発酵ビストロSAKE-YA KITAMI(狛江、2021年4月8日開店)
■ 祖師ヶ谷ビール工房(祖師谷、2022年5月12日開店)
■ 柴田屋酒店晴海 晴海ビール醸造所(晴海、2024年3月1日開店)


ビアクルーズ管理人の一言:
2011年2月、初めて高円寺麦酒工房を訪れました。当時は、能村さんがお一人でフロアを切り盛りしていました。 その時には、麦酒企画がここまで成長するとは、想像していませんでした。能村さんの経営手腕は、すごいと思います。



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